「問題解決型QCストーリー」と「課題解決型QCストーリ」の違いについて

QCストーリー

「問題解決型」は現状の問題点の原因を追究し解決するのに対し、「課題解決型」は「あるべき姿」と現状を対比させることで課題を解決する方法です。

解説していきます。

原因追及型(問題解決型)QCストーリー

問題解決の8つのステップ(QCストーリー) 西村経営支援事務所 より

現状把握が出発点になっているのが特徴です。問題追及型は、現状を分析して、改善点を明確にし、原因を追究し、対策を立てるという流れですので、現状の把握を出発点にしています。

課題解決型(達成型)QCストーリー

問題解決8つのステップ(QCストーリー) 西村経営支援事務所 より
課題解決型QCストーリー
  • 問題解決型では、新規事業や開発のように、新しい物を生みだせません。
  • 「あるべき姿」を出発点として、現実との対比を行い、GAPを明確にし、改善して行くのが課題解決型QCストーリーと言えます。

「あるべき姿」と「現実の対比」について

「あるべき姿」を具体的に記載するのが最初という事になります。いきなり、「あるべき姿」と「現実」を対して、解決探を探っていくと言っても、具体的にどうすれば良いのでしょう。

設計・開発の進め方

設計・開発の進め方はまさしく、課題解決型のQCストーリーですので、本ブログの開発設計の記事を参照ください。

開発コンセプトを決める事でお客様の要望(あるべき姿)を現実と対比して設計仕様、開発目標に落とし込むことが出来ます。

業務課題の進め方

あるべき姿といえばいかにも理想的な、素晴らしい物、とのイメージが付きまといます。しかし、現実には事業戦略などから降りてくる強制的な課題もあるでしょう。自分が問題意識を持っていて、現状を変えなければ。と思っている自発的な物もあるでしょう。そこは開発も同じです。

会社で言えば、通常は経営層が年間計画、中期計画などの事業戦略が下位組織に降りてきて、各組織でのあるべき姿、個人へのあるべき姿と降りてくるのが普通ではないでしょうか?

仕事は上位方針だけでは機能しません。自分で仕事をしていると、色々、改善したいと思う事が出てくるはずです。そういった意味では課題解決も有るべき姿が出発点と言っても構いません。

言いたいのは、現実のあるべき姿(目的)は何なのか、これをしっかり議論し納得して進める事が大切です。ミッションと言い換えてもいいかもしれません。

♦「目的」と「目標」の違いについて

あるべき姿(目的)はそもそも何のため?を考えることが大切です。例えば、ダイエットをして体重を10%減らすを目的としては正しいでしょうか?

そもそも、何のためを考えたら、健康診断で引っ掛かったので健康維持のため、あるいはスタイルを良くして恋人をゲットしたい。など色々考えられますがダイエットそのものは目的ではなく、目標とすべき項目と思います。

あるべき姿、目的は、必要な物、欲しい物は何?それは何のため?と考えた方が分かりやすいかもしれません。

  • 目的は「あなたにとって必要なものは?欲しい物は?それは何のため?」
  • 目標は「目的を達成するための”道しるべ」5W1Hを盛り込んで、具体的に。

♦目的、目標の設定方法

目的、目標を設定するには、「いつまでに」の視点は絶対に必要です。時期を決めないと、何を、どれだけ出来るのか?が決まりません。やらなければならないことは何それを達成するために出来る事は何か?を考えて行く事になります。

♦具体的な進め方

目標を構成要素に分け、KFS,KPIと呼ばれるように「Key・Factor」を数値化し、各々に対して現状と対比して、解決策を具体的なアクションに落とし込みます。彼我分析(現状vsあるべき姿)、SWOT分析を必要に応じて使っていきます。

このブログでは、オリンピックでの日本のメダルを増やすといった目標に対して、どう考えれば良いか?といった事を記事にしましたので、そちらを参照ください。

まとめ

  1. 問題解決型は「現状の把握」が出発点
  2. 課題解決型は「あるべき姿」が出発点、目標、目的を明確に
  3. 目標、目的実現のためKFS,KPIと呼ばれる「Key・Factor」を数値化、定量化することが大切

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