悩み事が有れば「親友が同じことで悩んでいたらなんと声をかけるか?」と自問自答することがお勧めです。とお伝えしました。
これは、論理療法のABC理論と呼ばれるものを自分に向けて実施した例になります。分かりやすく解説して行きます。
イラショナルビリーフ
思い込みはイラショナルビリーフとも呼ばれ以下のようなものがあると言われています。
イラショナルビリーフ:現実的でなく独断的で理論的でない思考
「○○でなければならない。」
ラショナルビリーフ
ラショナルビリーフ:非常に柔軟で現実対応力が高い思考
「出来れば、○○である方が良い」
ABC理論
A(出来事)に対してB(どう考えるか。思い込み?)によってC(感情)が変わってくる。
イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えるとC(感情)が楽になる。
ABC理論とは「論理療法(ABCDE理論」カウンセラーWEB:心理学・カウンセリングの基礎知識(counselorweb.jp)より
イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えるには?
思い込みで結局自分を苦しめているので、イナショナルビリーフを変えていく必要があるのですが、自分では気がつきにくいですし、そんな簡単に思い込み(ビリーフ)なんて変えられないですよね。
嫌な思いをしたときに、自分の考え方が、どうだったのか、そこからまず振り返りましょう。
その上で以下の問いかけを実際に自分に問いかけてみてください。D、反論がそれにあたります。
自分の凝り固まった考えをマッサージしてほぐしていくイメージです。無理に力むと痛みを伴います。そんな風にも考えられないかな?といった具合にふんわり思う事が大切です。
個人的には2、そう考えて誰が得をする?と考えると、結局誰も得をしないな。と思えることが多いです。また、問いかけて行くと自分の思考の癖が分かるので対応(まただと思える)が取りやすくなります。
いつ頃からそう考えるようになった?は、何か過去にそう考えるようになった切っ掛けがあったかどうか?あった場合は、今の自分から見ると、どう見えるか、その辺りから考え方が変えるヒントが得られると言われています。
そもそも、なんでモヤモヤするのか分からない場合
モヤモヤしている心当たりが有る場合は、それって、イラショナルビリーフなんじゃないの?と反論してみることになります。
しかし、なんか知らないけど最近イライラする。モヤモヤする。なんてことありますよね。
そんな時は、自分に改めて問いかける必要が有り、心理学の知識が有効な切り口になります。別途記事にしていますので良ければそちらを参照してください。
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