色々な情報が頭の中で融合されて、パットひらめくのがアイデアです。その為には問題意識を持つ事が前提になりますが、潜在意識を活用することが大切です。
問題意識を持つ
問題意識を持つのが最初になります。自発的に意識した場合は良いですが、強制的に意識しなければならない場合もあります。
どちらもアイデアが出るまで問題意識を持つ事が最初です。問題意識を持つ事で見る目が変わり、ヒラメキにつながる情報を多く脳内に蓄積して行く事になります。
脳の焦点化でも説明されていますが、脳は、見たいと思った物しか見てくれていません。(NLPの基本がわかる本、山崎啓支、日本能率協会マネージメントセンター、P24より)
ヒラメキは何もない所から降ってくるわけではありません。日頃から関心を持って、物事を見ていると、自然と「観察力」や「洞察力」を鍛えている事に繋がり、いざというときに回路がつながりやすくなります。
ヒラメキを検証する。
ヒラメキは上記のように、脳内のネットワークで最適と思われる回答として出てきたものです。自信をもってまずは実際に試してみて検証してみる事が大切です。
単なる思い付きであれば、実行に移す前に問題点が明確になります。行けそうだ!と思ったら実行に移すのが大切です。
新しいものはヒラメキが無いと先には進めません。実際に進めて行くと新たなアイデアが浮かぶことも多々あります。実際に進めようとすると、その前に問題点が発覚するケースもあります。
ヒラメキは大切にしましょう。
潜在意識を活用する。
潜在意識は寝ている間も活動しているとのことです。
NLPの基本がわかる本 山崎 啓史 日本能率協会マネジメントセンター P85より
睡眠は、体を休めるだけでなく、不要な情報は忘れ、必要な情報を整理する作用があるそうです。(思考の生理学、外山滋比古著、筑摩書房より)そういった効果もあるのかもしれません。
リラックスしている時の方が、アイデアが出やすいとも言われています。潜在意識と意識の境目が曖昧になるからだそうです。(これも何かの本で読んだんですが題名は忘れてしまいました。)
体を動かす。コーヒーを飲む。気分転換を図るのはやはり大切という事になります。
前提/機能を疑え
改善のイメージに近くなりますが、前提を疑う、そのものの機能を考え、代替の方法は無いか、止められないか?具体的には、そもそも○○が必要なのか?○○の機能は?同じ機能を持たせるのなら××で良いのでは?結局〇△で代用できるのでは?等です。
技術動向/業界情報/類似業界情報
当たり前の話ですが、世の中の技術動向、業界情報は大切です。会社に勤務していると自然と入ってくる情報もありますが、改めて調べる必要が出てきます。
私の場合、自分が担当している技術が、他の業界でどう使われているのか?を調べるとヒントが得られることが多かったです。
アイデアだし/ブレストは有効?
念のためにブレストについて説明するとブレインストーミング、複数の参加者で自由にアイデアを出す手法で、皆さんも経験されていると思います。
個人的にはアイデア出しにはブレストは不向きと思っています。それよりも普段の同僚(上司もOK)との会話の中で、思いつくまま意見交換を行い(二人ブレスト?)を日常会話として実施する方が有効と感じています。
いかがでしょうか?
何か不具合があった時の対策会議、品質問題の対策会議等では複数のメンバーで議論することは有効と考えています。
その方法においても具体的には後々紹介していきたいと思います。
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